茨城県稲敷市の精神科、神経科、心療内科、内科、小児科、歯科の病院ならみやざきホスピタル

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リハビリテーション

みやざきホスピタルでは、入院治療の一環として作業療法士による「作業療法」を行っています。
また、退院後、通院治療をされている方には「精神科デイケア」を開設しています。

精神科作業療法(OT):入院中の方のためのリハビリテーション

作業療法(OT)では、入院中の方を対象に、体力や日常生活能力の回復、コミュニケーションや対人場面のトレーニング、ストレス発散、リラクセーションなどのプログラムを行っています。

療養中の方の離床、離室、意欲の向上を図り、退院後の社会生活に対応できるようサポートします。

作業療法の一例

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園芸療法

みんなで協力して植物を育て、
収穫の楽しみも分かち合います。

  • 適度な運動(運動不足の解消)
  • 共同作業(社会性の維持)
  • 収穫の楽しみ(やりがい)
芸術療法

芸術を鑑賞し、作ることによって、
心の解放や新しい表現が生まれます。

  • 創作の喜び(心の表現、解放)
  • 鑑賞の喜び(感動、感受性)
調理プログラム

日常生活能力の維持、
退院後の社会生活に向けて。

  • 共同作業(社会性の維持)
  • 食事の楽しみ(日常生活)

 

作業療法のパンフレット(PDF)

精神科デイケア・ショートケア(大規模):通院中の方のためのリハビリテーション

デイケア(DC)では、通院中の方を対象にプログラムを活用したリハビリテーションを行っています。

グループ活動への参加で、生活のリズムやコミュニケーション能力、意欲や興味の向上を図り、社会生活に必要な力を身につけたり、もともと持っている力を伸ばし、その人にあった社会生活が送れるようサポートしています。

現在、感染症対策の一環として、以下の取り組みをしております。

  • アルコールによる手指消毒とマスクの着用を励行しております。
  • 発熱や咳などの風邪に似た症状がある方は参加を控えていただきます。
  • 昼食時は席の間隔をあけて座り、食事中の会話はご遠慮いただいております。
  • プログラム中はこまめに換気をしております。
  • プログラム後は机や手すり、共用備品等、手に触れるところは全て消毒しております。

プログラムのご紹介

自分のペースでのんびりと

rehabilitation_photo_20_07_02.jpg 【趣味の時間】
 デイケアは、こころの病をお持ちの方が日中を快適にお過ごしいただくための場所です。手芸やカラオケ・麻雀等、趣味を楽しむ時間がございます。

【創作】
 主に手工芸を行う時間です。初心者の方でもお気軽に参加できます。楽しく手芸をしましょう。月曜午前と木曜午前で実施しております。

【Click】
 パソコンの練習をします。基本的なタイピングの練習からワード・エクセルの使い方まで。全くパソコンに触れたことのない方でも安心して始められます。

【茶道】
 外部講師の先生が丁寧に教えてくださいます。週末のひと時ゆっくりとした時間をお過ごしください。初心者の方でも大丈夫です。

みんなで楽しくグループ活動

rehabilitation_photo_20_08_02.jpg 【オハ・リコ】
役割分担して手芸の作品を作ります。それぞれの得意を生かして役割を決めるので、普段手工芸を苦手に感じている方でも参加できます。季節の飾り物やマスク、ポストカードなどを作っています。協力して課題を達成する経験ができます。

rehabilitation_photo_20_08_02.jpg 【たのすぽ(スポーツ)】
 毎週火曜・金曜日の午後に実施しています。メンバー様で話し合って種目を決め、卓球、バドミントンを中心に活動しています。運動が好きな方、運動不足を感じている方にオススメです。健康を考え、気分転換のためにみんなで一緒に良い汗をかきましょう。

【スマイルロコモ】
 ロコモティブシンドローム(立つ・歩く機能が低下)を防ぐことを目的とした、軽い運動&リラックスプログラムです。火曜の午後、体操・ヨガ・ダンス・ストレッチを行い、その後のティータイムでゆったりほっこりしています。  楽しく体を動かして、10年先も歩ける体・寝たきりにならない体を一緒に作りましょう!

rehabilitation_photo_20_09_02.jpg【調理】
 調理クラブでは、金曜日の午前中にグループで楽しくお料理しています。
目的は、「調理ができるようになること」「調理を通してコミュニケーションの練習をすること」です。
 料理経験に合わせて3つのグループが用意されています。お料理初心者で、基本から習いたい方向けのグループが1つ。メンバーの中から選ばれたコック長・副コック長を中心に、テーマに沿ったメニューを決め、次の週で実際に作って試食してみるグループが2つです。

rehabilitation_photo_20_11_02.jpg【いのちを育てる会】
 人が生きていくために欠かせないことの一つに「食べる」ことがあります。その「食べる」ものを育てる農耕は、人の活動としてとても大切なことです。自然の力・生き物の力を借り、時には邪魔されたりしつつ、自分たちが手間をかけ、汗水たらして世話したものが育っていく様子を見られる、収穫したものが売れたりするのはとても楽しいことだと思います。無農薬なので食べればおいしくて感動します。体を使って「自分が働いているなぁ」という実感も得やすいのではないでしょうか。一緒に命を育ててみませんか?

就労を目指している方におススメ

rehabilitation_photo_20_12_02.jpg 【喫茶】
 毎週水曜日デイケア室の半分をお店仕様に装飾し喫茶店を開いています。一人一人が責任をもって各役割をこなしいろいろな経験をしながら楽しく活動しています。

【新聞部】
 デイケアで毎月配布しているニュースレター「ふれあい広場」を作成しています。編集会議を開いていろいろなアイディアを出し合い、協力して紙面を作っていきます。パソコンの練習にもなります。

【はみんぐ会議】
 就労準備プログラム「はみんぐ」のメンバー限定の話し合いです。「はみんぐ」はデイケア運営の中心になるグループで、第一金曜日に、次月の土曜日のプログラム内容(季節のイベントやお出かけの行先、調理プログラムのメニューなど)を決めています。
各グループ活動のリーダーも主に「はみんぐ」の方が行っています。

人付き合いをもっと楽にしたい

【SST】
 人間関係のコツや工夫を身につけます。就労・生活場面で実用的な技能を練習します。人間関係の悩みはちょっとしたコツを身につけることで楽になります。人づきあいに自信がないと感じている方や、なぜか周囲とトラブルになってしまうという方、ぜひご参加ください。

こころの病と自分のことをもっと知りたい

【しごとのいろは】
 仕事に関することを学ぶセミナーです。仕事に就くために必要な準備、面接のマナー、障害をどのように企業に伝えるか、など、実践的な講義内容です。講師の先生は精神障害者雇用トータルサポーターという障害者雇用の専門家です。

【やわらかあたま塾】
 楽しいゲームやクイズを通してこころの病との付き合い方を身につける勉強会です。しなやかな考え方を学びます。認知行動療法やメタ認知トレーニングを基盤にしています。

【自分旅行】
 自分の心のクセについて考えてみたり、体を動かして心を整えてみたりと自分の内面を探る、自分への旅をしませんか?「メタ認知トレーニング」「こころとからだのエクササイズ」などのプログラムの他、「障害者年金」「精神障害者保健福祉手帳」「成年後見制度」など、利用するかもしれない制度の紹介・説明も行います。

【病気を知ろう会】
 自分の疾患をよく知り、うまく疾患と付き合えるようになることを目的とした勉強会です。こころの病のほか、熱中症やインフルエンザ予防などについて勉強することもあります。

rehabilitation_photo_20_07.jpg 【らっぷ】
 らっぷ(WRAP)は金曜の午前、「手帳作り」と「お話し会」の2部構成で行っているプログラムです。日本語にすると「元気回復行動プラン」。よく「私のトリセツ」なんて言われています。
前半は、自分をよく知り、自分らしくラクに生活を送るためのコツを自分だけの手帳にまとめます。
後半のお話会では、その日のテーマをみんなで決め、輪になって楽しくおしゃべりしています。

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